新幹線は、一度にたくさんの人を運ぶことができます。上越新幹線で走っているE4系は、16両編成で1,634人も乗ることができます。北海道新幹線で使われているH5系が一度に運べる人数は723人で、本州と新函館北斗駅を行き来する本数は1日13本なので、全て満席だと723人×13本。つまり1日で、片道9399人もの人を北海道まで運ぶことができます。特急や飛行機と比べて、2倍以上の人を運べます。
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①必要なエネルギーが少ない
乗り物を動かすためには、エネルギー(電気)が必要です。1人の人を運ぶために必要なエネルギーの量で比べると、鉄道は飛行機の約3分の1で人を運ぶことができます。
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②二酸化炭素の出る量が少ない
エネルギーは、石油を燃やして作られることが多いです。石油を燃やすと、二酸化炭素が発生します。この二酸化炭素は、地球温暖化の原因と言われていますが、鉄道が走ることで出る二酸化炭素の量は、飛行機の約5分の1で、新幹線(鉄道)はかんきょうにやさしい乗り物です。