新幹線のスピードは世界でもトップクラス。だけど速さだけでなく、時間に正確に運行することも大切です。時間のおくれがどのくらいかを表す方法として、全部の列車のおくれた時間を合計し、列車の本数で割って、1本あたりの時間にする考え方があります。東海道新幹線では、1年間に12万本もの列車が走っていますが、1本あたりのおくれた時間は、台風など天気の悪い日をふくめても、わずか36秒(平成23年度)となっています。
運休(何らかの理由で列車が走れずにお休みすること)がすくないことも大切です。上のグラフはどのくらい運休になるかを表しています。0.01%とは、10,000本に1本、0.1%とは、1,000本に1本が運休になることを表しています。新幹線は0.18%なので、10,000本のうち18本が運休していることになり、特急や飛行機より運休が少ないことがわかります。