見て来た!乗って来た!体感レポート

現在建設中の新函館(仮称)駅と、函館総合車両基地の見学会を行いました。
どこまでできているの?どんなところを作っているの?などをご紹介します!
そして北海道と東北エリアを日帰り旅行ができてしまうほど、早いスピードでつなぐ新幹線とはどんな乗り物なのかを
東北エリアの観光情報を含めてご紹介します。

REPORT

きりんちゃん さん

Reporter

姿が見えてきた北海道新幹線

きりんちゃん さん
埼玉県所沢市・男性・30代

2016年春、新幹線がついに北海道にやってきます。
開業まで2年4ヶ月に迫った北海道新幹線の工事現場を、一足先に見学してきました!
今回見学した場所は、北海道側の当面の発着駅となる新函館(仮称)駅(現在の渡島大野駅)と、隣接する函館総合車両基地で、まずは新函館(仮称)駅へ向かいます。

集合場所の函館駅からバスに乗ってしばらく走ると、真新しい高架橋が道路を跨いでいるのが見えてきました。この高架橋こそが北海道新幹線の路盤で、近い将来この上から函館平野の景色を眺められると思うと、何だかわくわくしてきました。

それから程なくして、最初の見学場所の新函館(仮称)駅建設現場に到着です。見学用の展望台に上ると、建設中の駅舎が目に飛び込んできました。さすが新幹線の駅だけあって、とても大きいです!何台もの巨大なクレーンで、駅舎の建設を急ピッチで進めていました。

写真のように駅前には今は何も無いですが、これから整備されてどんな姿になるのか楽しみです。単なる新幹線と在来線の乗換駅としてではなく、この駅を起点に大沼公園など近隣を観光するのも良いですね。
…などと考えていたら、列車の警笛の音が聞こえて来たのでカメラを向けると、普通列車が発車していくところでした。建設中の駅に比べるととても小さい!いかに新幹線の駅舎が大きいか分かります。この駅舎にレストランや土産物屋などが入れば、新幹線の待ち時間を利用して食事や買い物を楽しめるので、とても便利になりそうです。

今回は建設中のため中に入ることはできませんでしたが、次は新幹線で来て、完成した駅構内をじっくり探索してみたいです。

今度来る時にはきっと大きく姿を変えているであろう駅前広場を後にして、次に見学したのは、そこから少しだけ離れた函館総合車両基地です。ここはただの車庫ではなく、車両の検査はもちろん大規模な修繕まで可能な、まさに『総合』車両基地なのです! とても広い敷地内には、列車を収容する着発収容庫、各種検査庫、車体検修場、車体塗装場、洗車機、変電所、総合管理棟などがあり、車両の修繕に必要な設備が全て整っています。

内装工事中の総合管理棟の屋上へ上ると、車両基地の全景が見えてきました。とにかく広い!隣の着発収容庫は、現在は列車4本を収容する分しか建てられていませんが、将来的には増築して、12本の列車を収容できるようになるそうです。
北海道新幹線は10両編成ですから、120両もの車両が収容できる広大な車庫になるんですね。

そして、その向こうに見えるのが新幹線の路盤。もうレールは敷かれているのかな?と思っていたら、ちょうど工事車両が路盤の上をゆっくりと走ってきました。どうやらもうレールは敷かれているようです。よく見ると、架線柱も立っています。今にも新幹線が走ってきそうな雰囲気です。このレールの先に青函トンネルがあって、東北や関東地方へ繋がっていると思うと、感慨深いものがあります。

…と物思いにふけっていたら、あっという間に最後の見学場所へ移動です。バスを降り、あいにくの雨でぬかるんでいる地面に気を付けつつ、敷地脇を流れる川を渡って始業交番検査庫へ向かいます。地面といえば、このあたりの地盤は軟弱なため、盛土を時間をかけて沈下させ、地盤を強化しているそうです。見えないところにも多大な労力を掛け、安全を確保しているんですね。始業交番検査庫の前に着き、中をのぞくと…これまた大きい!

先程までは高い所から見下ろしていましたが、地面の高さから見ると幅も奥行きも広いですが、天井がとにかく高い!それもそのはず、新幹線の屋根の上を点検するための通路があるだけでなく、線路自体がかさ上げされています。これは雪を落とすためだそうで、寒冷地を走る新幹線ならではの工夫となっています。

もっと車両基地の隅々まで見て回りたかったけど、今回の見学はここまで。バスで函館駅へ戻り、解散です。私はこの後、自宅の埼玉へ帰るために特急スーパー白鳥で本州へ向かいます。北海道新幹線が新函館(仮称)駅まで開通したら、この特急の代わりにアクセス列車で新函館(仮称)駅まで行き、あとは埼玉へ一直線!今回は日帰りのため函館を観光する時間はありませんでしたが、もし新幹線が開業していたら、もう少し滞在時間が増えて駅周辺を観光したり、ゆっくり食事をしたり、お土産を選んだり…と、いろいろ想像が膨らんできます。

今はまだ、どうしても所要時間の関係で北海道へ行くには飛行機を使うことが多くなりがちですが、北海道新幹線開業後は、埼玉から道南への旅行は乗り換え無しの新幹線を使う機会がきっと増えることでしょう。さらに、札幌まで延伸すれば短時間で道央へ移動できるので、小樽や札幌などの観光地をじっくり見学する時間も増えて、北海道旅行がますます充実したものになるに違いありません。新幹線を降りたらそこは北海道、という時代がすぐそこまで迫ってきているのを、今回の見学会では強く感じられました。

※掲載されている内容は、参加者個人の見解であり、北海道の見解ではありません。
※北海道は、掲載の内容について、また、掲載された情報に基づいて為された判断を原因として発生したいかなるトラブル・損失・損害について一切の責任を負いません。

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