見て来た!乗って来た!体感レポート

現在建設中の新函館(仮称)駅と、函館総合車両基地の見学会を行いました。
どこまでできているの?どんなところを作っているの?などをご紹介します!
そして北海道と東北エリアを日帰り旅行ができてしまうほど、早いスピードでつなぐ新幹線とはどんな乗り物なのかを
東北エリアの観光情報を含めてご紹介します。

REPORT

貴史 さん

Reporter

北海道新幹線の“おもてなし”

貴史 さん
北海道ニセコ町・男性・20代

「北海道新幹線は“おもてなし”」

北海道新幹線工事現場見学会を通してこの様な感想を持ちました。
私の出身地は東北の福島県になります。私にとって新幹線とは幼少の頃から身近なものであり、家族旅行、修学旅行等の交通手段として何度も乗りました。
身近な移動手段だった新幹線を使わなくなったのは、私が大学進学のため北海道へ移住してからの事でした。大学卒業後も北海道で就職し、現在はニセコに住んでます。

ニセコから福島への帰省手段は大きく3通りあります。
1つめはJRを利用し福島県へ。2つめは自家用車でフェリーに乗り本州へ渡り福島県へ。3つめは空港から飛行機で福島県へ。このうち、私が最も利用しているのが飛行機です。
理由は「移動時間が短くて済むから」です。
しかし、飛行機には移動手段が早い反面、私にとって個人的なデメリットもあります。
まず、飛行中の浮遊感が苦手ということです。天候の良い日は安定していますが、風が強い日等は得も言われぬフワフワ感にすぐに酔ってしまいます。
次に機内が狭く、椅子に座りっぱなしという点です。

私には昨年、子供が産まれ、1歳になった時に一緒に飛行機に乗ったのですが、狭い所でジッとしている事が苦手で、すぐにグズってしまい、周囲のお客さんに大変迷惑を掛けてしまいました。
そして、その様な経験から北海道新幹線開通したら絶対に新幹線を利用しようと私は考えていました。新幹線であれば、子供がグズってもすぐに席を離れられ、客室外に出る事が可能だからです。

北海道新幹線の利用を固く決めていた私は、新聞で北海道新幹線工事現場見学会を知りました。その記事を見たとき、これから自分が利用する新幹線の駅と車輛基地の工事現場が実際に見れると分かり、すぐに応募を決めました。
また子供が大きくなった時に、新幹線を待つホームで「この駅を作ってる時にパパは見た事があるんだぞ」と自慢したいという気持ちも生まれました。

そこで、全く応募要領に記載が無かったのですが、私は子供を連れて見学会に参加出来ないでしょうか?という厄介事を迷惑覚悟で運営会社に問い合わせしました。
回答はすぐに頂き、了承をしていただいたどころか、工事現場の安全確認、バスの最後部座席の確保、おむつの交換場所の確認を全て行って頂き、全面的にバックアップをしてもらう事が出来ました。
工事現場見学会でも気配りや運営に大変気が配られており、新幹線推進室長自ら見学者一人一人に挨拶していた事にもとても感銘を受けました。
工事現場でも建設会社の方々が、子供を抱っこしていた妻を気遣っていただいたり、子供に沢山の記念品をくれたり、少しグズった子供を構ってくれたりと本当に親切にして頂きました。
そして、その様な「人の温かさ」に触れながら工事現場を見学させて頂く中で見えたものが、北海道新幹線は沢山の人の想いが詰まっているという事です。

はじめに車輛基地についてですが、壮大の一言に尽きます。

施設の大きさもそうですが、何より将来を見据えての設計となっているという壮大さに感動しました。その壮大な物語の1つが青函トンネルです。

青函トンネルは設計当初から将来、北海道に新幹線を通す事を想定し建設している事を今回の見学会で知りました。そのため、青函トンネルの構造については一切手を加えず、レールを敷けば工事完了になるとの事です。
そして、その青函トンネルから北海道へ渡り、到着するのが函館になり、車輛を保管する場所が建設中の車輛基地になります。
この総合車輛基地についても、札幌延伸を見据えて設計されており、北海道新幹線を支える心臓部になるとの事でした。

過去そして現在の沢山の人々の想いを想像すると壮大すぎて気が遠くなります。

次に新函館(仮称)駅です。
建設中の新函館駅(仮称)は建設中とはいえ、とても大きな建物である事が一目で分かりました。その大きい施設の中で駅の鉄柱がポプラ並木をイメージしていたり、日本で唯一の新幹線と在来線が同一階のプラットホームであったりと様々な小さな工夫が施されている事を知り、北海道新幹線の気配りを感じさせられました。

そう思った時、冒頭にある「北海道新幹線はもてなし上手」という気持ちを抱きました。
客観的に見れば、北海道新幹線は数多くある交通手段の1つに過ぎません。
しかし、今回の工事現場見学会を通して壮大な施設にある小さな工夫を知ったり、工事現場の方々の温かさに触れたり、PRに携わる人々の親切さや気配りを受け、北海道新幹線は、ただの交通手段という存在じゃないんだぞ!という事を肌で感じました。

世間では「おもてなし」という言葉が流行っております。
この「おもてなし」を第一に考えて設計され、建設中の新函館(仮称)駅。
そこに乗り入れてくる車輛も「おもてなし」があふれた車輛になるでしょう。
新幹線を利用する人達全員が「おもてなし」を受けられる交通手段。
北海道新幹線はそうなるであろうと考えさせられる、工事現場見学会でありました。
最後に娘の流風に一言。
「北海道新幹線、早く一緒に乗ろうね!」

※掲載されている内容は、参加者個人の見解であり、北海道の見解ではありません。
※北海道は、掲載の内容について、また、掲載された情報に基づいて為された判断を原因として発生したいかなるトラブル・損失・損害について一切の責任を負いません。

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